【兵庫】東播磨の初戦は明石商vs神戸弘陵の勝者!春季県大会の組み合わせ決まる<トーナメント表>
鈴木 悠仁(東播磨)
春季兵庫県高校野球大会の組み合わせ抽選会が13日、神戸市内で開かれた。
各地区予選を勝ち抜いた34校と、秋季近畿大会に出場した神戸国際大附、東播磨、長田を合わせた計37校が出場して17日に開幕する。
抽選会には各校の責任教師や監督が出席した。まず昨秋県大会上位3校で、近畿大会に出場した神戸国際大附、東播磨、長田が今大会では準決勝まで対戦しないように、ゾーンを決めて抽選。そのあと、34校が予備抽選順にフリー抽選を行った。
昨秋王者の神戸国際大附は西宮南と対戦。昨秋準優勝の東播磨は、ウインク球場(姫路)の開幕戦の明石商と神戸弘陵の勝者と対戦することに決まった。昨秋3位の長田は初戦の2回戦で市尼崎と対戦する。
日程が順調に進めば準決勝が5月3日、決勝と三位決定戦は4日に、今年はウインク球場で予定されている。優勝校は5月22日に皇子山球場(滋賀県大津市)で開幕する近畿大会に出場する。
今大会で2回戦を突破した16校は夏の第103回選手権兵庫大会の第1シードを獲得。2回戦で敗れた16校は第2シードとなる。
また今大会の優勝校と準優勝校は、夏もお互い勝ち進む限り、決勝まで対戦しないように組まれる。
新型コロナウイルスの影響で春も各地区予選までは無観客で実施されてきたが、県大会からは新型コロナウイルス対策を講じた上で、有観客での開催となる。
観客については球場の50%以内(上限5000人)。試合校の控え部員や部員の家族は50%以内(上限5000人)に加えられた上で、責任教師が入場者名簿を作成。入場者名簿に記載され、当日入場時間に集合した人数分のチケットを責任教師が受付で一括購入し、チーム関係者指定エリア(一般客は立ち入り不可)で観戦する。
一般客は入場時に体温検査を実施に協力してもらうほか、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」や兵庫県の新型コロナ追跡システムの登録をお願いする。また、観戦時には人と人との距離(1.5メートル~2メートル)をとってもらうこともお願いする。
各校の偵察要員も一般客と同じ扱いとなり、密にならない形でマナーを守った偵察活動が求められる。
観戦はプレーの度の拍手による応援は可能だが、大声での声援、応援、合唱、鳴り物の使用、タオルを回す行為、ハイタッチや得点時に座席の上に立ったり、一か所に集まる行為が飛沫感染や接触感染を防止する観点から禁止される。これにともない、吹奏楽や応援団は不可となる。また野球部以外の一般生徒は一般客と同様となり、入場者名簿に記載された試合校の控え部員や部員の家族の指定エリアに入ることはできない。
入場料は大人700円、小学生以下無料、中高生・障がい者・介助者(1名)が証明書の掲示で300円となる。
一昨年の大会まであった高齢者割引と一般生徒の団体割引の設定は、今回はない。高齢者は障がい者・介助者を除き大人と同じ700円。一般生徒は在学証明書の掲示で中高生と同じ300円となる。
◇4月17日の試合結果
■大会の詳細・応援メッセージ
・令和3年度 春季兵庫県高等学校野球大会 阪神地区予選
・令和3年度 春季兵庫県高等学校野球大会 神戸地区予選
・令和3年度 春季兵庫県高等学校野球大会 播淡地区予選
・令和3年度 春季兵庫県高等学校野球大会 西播地区予選
・令和3年度 春季兵庫県高等学校野球大会 但丹地区予選