今年6月、大阪桐蔭が徳島阿南市で招待試合!富岡西含めた4校と対戦
松浦 慶斗(大阪桐蔭)*写真は昨秋近畿大会より
3月26日(金)・徳島県高等学校野球連盟(以下、徳島県高野連)は阿南市及び野球のまち阿南推進協議会後援による「県高野連主催招待試合」の開催を発表した。開催日程は6月12日(土)・13日(日)の2日間。「野球のまち阿南」として名を馳せる徳島県阿南市のJAアグリあなんスタジアムで、阿南市内の3校(富岡西・阿南光・阿南高専)と徳島北が、大阪桐蔭(大阪)と対戦する。
先のセンバツこそ初戦敗退に終わったが、最速151キロ左腕・松浦 慶斗(3年)、最速154キロ右腕・関戸 康介(3年)の左右エースをはじめタレント集団の大阪桐蔭に対峙することになった4校はいずれも個性派そろいとなった。
まず「自分たちの野球をして見ていて面白い試合をしたい」と意気込む富岡西主将の朝桐 康(3年捕手・右投右打・181センチ81キロ・阿南市立阿南第一中出身)は二塁送球1.8秒台の強肩。昨秋四国大会出場の徳島北は「みんな身体が大きくなった」と住吉 圭吾監督も認める冬場の体重増加で、パワー強化に成功しつつある。
また、阿南光の森山 暁生(左投左打・181センチ86キロ・ヤング徳島ホークス出身)2年生にして最速143キロを誇る世代四国最速左腕。阿南高専は3月に阿南市内でセンバツ直前合宿中の敦賀気比(福井)と対戦。9回表に逆転し9回裏二死までリードする大健闘。「大きな自信になった」(山田 耕太郎監督)センバツ優勝経験校との8対8・ドローのその上を、強大な相手に狙いに行く。
なお、同日に記者会見を行った阿南市は、この徳島県高野連主催招待試合開催に際し、阿南市内3校を支援する「高校野球交流フェスティバル」事業を実施することを発表。過去に新野(現:阿南光)が1992年春・1996年夏、富岡西が21世紀枠で2019年春に果たした快挙に続く甲子園出場を後押しすべく、来年度以降も県高野連招待試合の後援を行う予定となっている。
試合日程は以下の通り。試合は新型コロナウイルス感染拡大防止策に万全を期し、一般客の来場も許可した上で大人600円・高校生200円の有料試合で行われる。
(6月12日)
10:00 大阪桐蔭vs富岡西
13:00 大阪桐蔭vs徳島北
(6月13日)
10:00 大阪桐蔭vs阿南光
13:00 大阪桐蔭vs阿南高専