6試合で本塁打0の今大会。過去10大会では1号はいつ出ていた?
日大三時代の日置航
19日に開幕した第93回選抜高校野球大会。大会3日目の21日は雨天順延となったが、ここまで1回戦6試合が終了し続々と2回戦進出チームが決まっている。好投手が多い今大会は6試合を終えたが、まだ本塁打が出ていない。これまで過去大会では大会何日目で第1号本塁打が出てきただろうか。直近10大会の大会第1号を放った試合、選手は以下の通り。
2019年 第91回大会
大会2日目・第2試合 吉原 大稀(横浜)
2018年 第90回大会
大会2日目・第1試合 日置 航(日大三-明治大)
2017年 第89回大会
大会1日目・第2試合 石田 龍史(履正社-立命館大)
2016年 第88回大会
大会1日目・第2試合 追立 壮輝(鹿児島実–MSH医療専門学校)
2015年 第87回大会
大会1日目・第3試合 荒原 祐貴(常総学院立正大-筑波銀行)
2014年 第86回大会
大会1日目・第1試合 山本 卓弥(神村学園-亜細亜大-Honda熊本)
2013年 第85回大会
大会1日目・第3試合 桑原 樹(常葉菊川-広島東洋)
2012年 第84回大会
大会1日目・第1試合 佐藤 晃司(鳥取城北-同志社大)
2011年 第83回大会
大会1日目・第2試合 高城 俊人(九州国際大附-横浜DeNA-オリックス-横浜DeNA)
2010年 第82回大会
大会日1目・第2試合 橋本 祐樹(花咲徳栄)
過去10大会では全て大会2日目までには第1号が出ている。
直近では、2014年の第86回大会で開幕戦で第1号が飛び出した。神村学園で2年生で中軸3番を務めた山本 卓弥が7回に迎えた第4打席に右翼席へ3ラン本塁打を放ち、岩国を終盤に大きく突き放した。
2012年の第84回大会も開幕戦で第1号が生まれた。鳥取城北1番・佐藤 晃司は3点ビハインドで迎えた9回2死一塁の場面で、1点差に詰め寄る2ランを放ち一矢報いた。
2011年の第83回大会でが準優勝を果たした福岡の九州国際大附の4番・高城 俊人が初回の第一打席で2ランを記録。この試合では5回に安藤 彰斗、三好 匠、龍 幸之介も本塁打を記録し計4本の本塁打で7得点を奪い勝利した。
雨天順延を挟み、22日に大会3日目を迎える。今大会の記念すべき第1号を放つのは誰だろうか。注目だ。