制球力重視でも迫力満点 阪神・及川雅貴に覚醒の兆し
及川 雅貴(横浜出身)
千葉ロッテ1位・佐々木 朗希(大船渡出身)、奥川 恭伸(星稜出身)、阪神ドラフト1位・西 純矢(創志学園出身)とともに注目された2019年のドラフト3位の及川 雅貴(横浜出身)が巨人戦に先発登板。
3回無失点の好投を見せた。140キロ中盤の速球は迫力があり、130キロ前半のスライダーの切れ味抜群。コントロール重視でありながらもしっかりと腕を振って強力打線を打ち取った。ここから慣れて、さらに状態を仕上げていければ、140キロ後半の速球をコントロールよく投げられる及川を見られる可能性は高い。
まず2019年春のセンバツ以来の甲子園のマウンドで結果を残せたことは自信となったはずだ。
(文=河嶋 宗一)
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