7点差からの大逆転劇を演じた2016年東邦ナインのその後
高校時代の藤嶋 健人
甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は2016年夏、2回戦の八戸学院光星戦で7点差をひっくり返す大逆転劇を演じた東邦の主な選手たちのその後を紹介する。
浜嶋 良明(青山学院大)
松山 仁彦(東海大-東芝)
近久輝(東農大-三菱重工west)
藤嶋 健人(中日)2016年ドラフト5位
小西 慶治(駒澤大-BC武蔵)
松本 凌弥(神奈川大-愛媛マンダリンパイレーツ)
髙木 舜(東海大-テイ・エステック)
鈴木 理央(愛知大)
田中 来起(愛知大)
大月 隆治(中央発條野球部<軟式>)
1年夏から甲子園出場を果たし全国に名を轟かせていた藤嶋 健人は3年時は主将・エース・4番とチームの大黒柱を担った。甲子園後はU18日本代表にも選出され、2016年のドラフトでは中日に6位指名を受け入団。昨季は26試合に登板し防御率.3.91の成績を残した。今季も中日中継ぎ陣を牽引する働きに期待したい。
「5番・三塁」の小西 慶治、「6番・一塁」の松本 凌弥は大学卒業後は独立リーガーとしてプレーする。
背番号9の左腕・松山 仁彦は東海大に進学し、リーグ戦では通算3勝をマークした。3年春の全日本大学野球選手権の2回戦、宮崎産業経営大戦では2番手として救援し28者連続ノーヒットに抑える快投を見せた。大学卒業後は社会人の名門・東芝に進む。
そして伝説の試合となった2回戦の八戸学院光星戦では9回に左前にサヨナラ打を放った鈴木 理央は愛知大に進んだ。
NPBで活躍する藤嶋に加え、今年から2名の選手が独立リーガーとしてプロ野球選手の道を歩む。次の舞台でも活躍が楽しみな選手ばかりだ。
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