北條、田村なども出場。被災した2011年選抜で見せた東北勢の戦いぶり
北條 史也
2011年の東日本大震災から10年が経過する。東北地区からは宮城県の仙台育英、柴田の2校。そして21世紀枠で八戸西が選出され、選手宣誓には仙台育英・島貫 丞主将が務めるなど節目の10年に様々な縁が重なる形となった。
そんな震災が発生した2011年に選抜で戦ったチームの顔ぶれや戦績を振り返っていきたい。
<出場校と成績>
東北地区:光星学院(現八戸学院光星)
2回戦敗退
東北地区:東北
1回戦敗退
21世紀枠:大館鳳鳴
1回戦敗退
センバツに出場した3校の中で勝利を掴んだのは光星学院のみ。東北、大館鳳鳴はともに1点も奪うことが出来ず完封負けで姿を消すこととなった。
1回戦勝利した光星学院は当時2年生だった田村 龍弘、北條 史也などを擁してチーム打率.418という攻撃力を武器に選抜まで勝ち上がってきた。2回戦で智辯和歌山に敗れ上位進出とはならなかったが、大きな意味のある1勝だった。
今年も東北地方から3チームが選抜に出場する。この3校がどのような戦いぶりを見せてくれるのか楽しみだ。
(記事:田中 裕毅)
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