昨シーズンまで1軍登板の実績のなかったプロ2年目右腕が成長の兆しを見せている。

 日本ハムに4日の練習試合で快勝した埼玉西武ライオンズ。開幕投手・髙橋 光成前橋育英出身)が5回無失点と好投した良い流れを引き継いで、4回1失点のピッチングを見せたのが2年目・上間 永遠(柳ケ浦出身)。

 セットポジションからスッとバランスよく立つと、右腕を鋭く振り抜き、力強いボールを投げていく。9回に1点失うものの、6回から8回の3イニングはヒット1本も許さないピッチングを見せた。

 独立リーグ・徳島インディゴソックスからドラフト7位と下位指名でのスタート。1年目はファームで過ごし勝ち星はつかめなかったものの、9試合35.1回を投げるなど、多くの経験を積み、2年目は1軍キャンプに抜擢された。

 上間は首脳陣からの期待に応え、そのまま1軍キャンプを完走。現在はオープン戦のマウンドに上がり、真っすぐと武器のカットボールを駆使しながら開幕1軍へのアピールが続けている。

 同世代は根尾 昂藤原 恭大と言ったミレニアム世代。高卒からプロ入りした同級生は3年目となり、各チームの注目株として期待が寄せられている。そんな彼らと同期の上間は甲子園の経験はないが、その代わりに独立リーグで鍛錬を重ねてプロ入りを果たし、開幕1軍の座を掴みつつある。

 独立を知る2年目・上間がミレニアム世代のトップへ成り上がるか。2021年は勝負の1年となる。


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