5年連続日本一目指す常勝軍団の強さの秘密
柳田 悠岐(広島商-福岡ソフトバンク)
今、プロ野球は実戦シーズンに入ってきた。4年連続の日本一の福岡ソフトバンクの印象は強打だ。
その強打というのはただ本塁打を連発するというものではない。ホークスの紅白戦を見ると、投手は140キロ後半、あるいは150キロ超えする投手も中にはいて、いつでも開幕がいける雰囲気だ。そんな力強い速球をいとも簡単に打ち返し、鋭い打球を飛ばす。さらに2日の中日とのオープン戦では、14対1で勝利し、他球団との違いを見せつけている。
では、普段どうした練習をしているのか。高校野球ドットコムスタッフが視察した14日のソフトバンクの練習では、雨天練習場で黙々とスイングをしていた。ソフトバンクの選手たちのスイングは基本的にフルスイング。強度のある力強いスイングで黙々と打ち込み、さらに長尺バットを使いながら、スイングを行う選手もいた。
キャンプではリハビリ組として調整をしていた柳田 悠岐(広島商出身)もティーバッティングを行っていたが、その時のスイングは迫力満点で、リハビリ組だと思えないほどだったという。
とにかく打撃面では強度の高さを重視する福岡ソフトバンク。こうした練習の下で選手のポテンシャルを引き出す福岡ソフトバンクはどんな戦いを魅せるのか楽しみだ。
(記事:河嶋 宗一)
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