常総学院Wエース秋本・大川が紅白戦に登板!仕上がり上々
秋本璃空と大川慈英のダブルエース
2月28日、常総学院は紅白戦2試合を行った。昨秋から元プロ野球選手で常総学院OBの島田直也監督が就任してから、紅白戦など実戦が増えているという。
その中で今大会センバツ注目投手で、島田監督も素質の高さを認める145キロ右腕・秋本璃空、146キロ右腕・大川慈英(じぇい)が登板。先発した秋本は4回3失点、大川は5回2失点の力投を見せた。秋本は常時130キロ後半の速球、スライダー、チェンジアップなどを駆使し、立ち上がりは2三振を奪った。秋本は「打たれた場面は制球の甘さや打たれてはいけないという焦りが出てしまいましたが、秋にやっていたヒールアップ投法を戻して、感触は良いので、少しずつ状態を挙げていきたいと思います」とコメント。
大川は1月頃、怪我での離脱はあったが、その間にトレーニングに専念。正捕手・田邉広大は「更に腕の振りが速くなって、ボールにキレが出て打ちにくさが出てきました」と進化ぶりを語る。この日は本調子ではなかったものの、最速140キロの速球は勢いがあり、切れのある変化球を投げ、次々と空振りを奪った。
好打者揃う敦賀気比と対戦する常総学院。チームの課題としては秋本、大川に続く3番手の育成だが、対戦相手が決まった以上、この2人がどれだけ仕上げられるかがカギとなる。
3月6日から対外試合解禁となるが、3月23日の初戦まで投手、野手の状態を底上げし、センバツに臨む。
(取材=河嶋宗一)
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