江戸川中央シニアからは4名が選抜出場の可能性。注目は145キロ右腕・秋本
秋本 璃空(常総学院)
3月19日に開幕する選抜甲子園大会。今大会は注目カードも多く、例年になく開幕前から盛り上がりを見せているが、出場選手の中学時代に着目すると意外な繋がりが見えてくることがある。リトルシニアの強豪・江戸川中央シニアからは、専大松戸の岡本 陸投手(新3年)、吉岡 道泰選手(新3年)、常総学院の秋本 璃空投手(新3年)、坂本 駿投手(新2年)の4名の出場が予想されている。(秋季大会ベンチ入り選手より)
3年前の夏に行われたリポビタンカップ第46回日本選手権(夏の全国大会)では、江戸川中央シニアは第3位の成績を残し、当時は秋本投手がエースとして活躍。また吉岡選手は2番・センターとして高いセンスを発揮し、岡本投手は2番手投手ながら2回戦の東北楽天シニア戦で完封勝利を挙げるなど将来性の高さを感じさせていた。
そして現在、吉岡選手は専大松戸の主力打者に成長し、秋季大会は4番として打率.447を記録。公式戦ではチームトップの13打点を記録し、ポイントゲッターへと変貌を遂げた。また岡本投手は2番手投手ながら昨秋は4試合に出場。140キロ近いキレのある直球を軸に、16イニングを投げて自責点4、防御率2.25と安定した投球を見せている。
秋本投手も常総学院のエースに成長し、最速145キロの直球を軸に昨秋は9試合56イニングを投げ防御率1.45、54奪三振。エースの名に相応しい投球を見せた。坂本投手は秋季大会は登板が無かったが、最速140キロを記録する将来性の高い投手。
選抜甲子園に出場予定の選手は上記の4名だが、当時の江戸川中央シニアからは他にも18674選手(横浜)や山岡 航大選手(日大三)といった能力の高い選手が活躍を見せている。
彼の今後の活躍にも注目だ。
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