タテジマ対決は東海だけじゃない!
下関国際と健大高崎のユニフォーム
3月19日に開幕する第93回選抜大会。2月23日に行われた組み合わせ抽選会では東海大甲府と東海大相模の「タテジマ対決」が決まり話題を呼んだ。しかし、このカード以外にも縦縞ユニフォーム勢の初戦カードはある。
まず、東海対決よりも早く大会初日に登場するのが下関国際と健大高崎の一戦だ。
3年ぶり2度目の選抜出場となる下関国際は赤縁に青の三重のラインで縦縞が描かれており、アンダーシャツは青、ストッキングは赤の色鮮やかで派手なデザインとなっている。一方、健大高崎は青の二重線でタテジマが描かれ、胸には「KENDAi」の文字が記されている。iは小文字で点の部分は赤。それ以外はブルーの配色ですっかり定着したデザインとなっている。
そしてもう一つは大会4日目の広島新庄と上田西の試合だ。広島新庄は左胸に大きく新庄の「S」のみのシンプルなロゴに黒線で縦縞模様が入る。上田西は上田市出身のデザイナーによってデザインされた上の字から西の字まで横棒が一直線でつながった「上田西」という文字が特徴的なデザインでグレーを基調に黒のラインが入っている。
縦縞模様は一般的に背が高く見える印象を与える効果があると言われている。またニューヨークヤンキースや阪神タイガースなどプロの球団も多く取り入れており、多くの人々の憧れの対象となっている。今大会では東海大系列3校、そして上記4校に加え柴田、県立岐阜商、敦賀気比、鳥取城北、明徳義塾、八戸西、東播磨の計14校が縦縞デザインを採用している。この中でユニフォームとともに印象付ける活躍を見せるチームは現れるだろうか。
(記事:藤木 拓弥)
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