「アイツが一番変わった」健大高崎の高松将斗が140キロ超えの快速球で好アピール!
高松 将斗(健大高崎)
2月20日、センバツ出場の健大高崎は主力選手同士による紅白戦を行った。高校通算35本塁打の小澤 周平を中心としたAチームと控え選手を中心としたBチームで試合を行い、結果は7対4でA組が勝利した。
その中で健大高崎の躍進のカギとなる最速145キロ右腕・今仲 泰一が登板。最速142キロをマークした速球を武器に2回1失点の力投を見せ、仕上がりの良さを見せた一方で、秋から主力投手として活躍していた高松 将斗が大きく成長した姿を見せた。
秋まで最速136キロ程度だったが、このオフは「トレーニングの目的、このトレーニングによってどういう筋肉が鍛えられるのか、投球にどのように影響を及ぼすのか、そこまでこだわって練習をしてきました」と語るように、一冬超えて別人のような体型に成長した。この試合では守備のミスもあり、3失点を喫したが、最速141キロをマークし、切れのあるカットボールを交え、今仲に負けない投球を見せた。ポテンシャル自体は今仲のほうが上回っていると思うが、妥協することなく取り組んできた姿勢は青柳監督をはじめとしたスタッフ陣、チームメイトの誰もが認めており、今年は打撃陣が目立つチームだが、全国でも勝負できる投手陣となってきた。
「打撃陣が苦しい時に抑えられる投手になりたいですし、健大高崎は投手もよいことを証明したい」と意気込む高松。チーム一の努力家はセンバツで輝くことができるか。
(記事:河嶋 宗一)
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