今年、大卒ドラ1投手が即戦力として期待されているが、非凡な実力を発揮している。

 まず北海道日本ハム1位の伊藤 大海駒大苫小牧-苫小牧駒沢大)だ。先発した13日の紅白戦では、豪雨のため、グラウンドコンディションは最悪。こういう時のマウンドは投手は実力の半分ほども出ない。

 ある意味、仕方ないといえるが、伊藤の順応力の高さを示した。セットポジションでステップ幅を狭くし、上体で鋭く腕を振る投球フォームで140キロ後半の速球を投げ込み、わずか12球で打者2人を抑え込んだ投球は見事だった。



鈴木 昭汰(常総学院出身)

 そして千葉ロッテ1位の鈴木 昭汰常総学院-法政大)も16日の広島とのオープン戦で1回無失点の好投。球速表示以上を感じさせる速球と切れのある変化球を丁寧に投げ分ける投球は近年の千葉ロッテ入りした左投手の中でも突き抜けたものがある。

 今後もこの2人はアピールを続け、開幕一軍入りを果たすことができるか。

(記事:河嶋 宗一