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2010年以降、圧倒的な成績を残す全国レベルの強豪たち

2021.03.01

2010年以降、圧倒的な成績を残す全国レベルの強豪たち | 高校野球ドットコム
過去3度のセンバツ優勝を誇る大阪桐蔭

 今年のセンバツには22校がこれまで春の甲子園の舞台を経験している。その中で近年好成績を残しているチームはどこだろうか。

 2010年の第82回大会から4回以上出場を果たしているチームをみていきたい。

【2010年代から4度以上出場しているチームの回数と成績】
*甲子園交流戦は回数に含むが勝敗に含まず

大阪桐蔭
8回(2010、2012、2013、2015、2016、2017、2018、2020)
21勝4敗 優勝3回(2012、2017、2018)

履正社
7回(2011、2012、2013、2014、2017、2019、2020)
12勝6敗

智辯学園
6回(2012、2014、2016、2017、2018、2020)
9勝4敗 優勝1回(2016)

智辯和歌山
6回(2010、2011、2014、2018、2019、2020)
9勝5敗

八戸学院光星
6回(2011、2012、2014、2015、2016、2019)
8勝6敗

明徳義塾
6回(2011、2014、2016、2017、2018、2020)
3勝5敗

敦賀気比
5回(2010、2012、2013、2015、2016)
12勝4敗 優勝1回(2015)

龍谷大平安
5回(2013、2014、2015、2016、2019)
10勝4敗 優勝1回(2014)

天理
5回(2010、2011、2012、2015、2020)
2勝4敗

浦和学院
4回(2011、2012、2013、2015)
10勝3敗 優勝1回(2013)

東海大相模
4回(2010、2011、2018、2020)
8勝2敗 優勝1回(2011)

日大三
4回(2010、2011、2017、2018)
8勝4敗

健大高崎
4回(2012、2015、2017、2020)
7勝3敗

北照
4回(2010、2011、2012、2013)
6勝4敗

創成館
4回(2013、2014、2018、2020)
4勝3敗

盛岡大付
4回(2010、2013、2017、2019)
4勝4敗

三重
4回(2010、2012、2014、2018)
5勝4敗

仙台育英
4回(2013、2015、2017、2020)
3勝3敗

報徳学園
4回(2011、2013、2014、2017)
3勝4敗

横浜
4回(2011、2012、2014、2019)
2勝4敗

花咲徳栄
4回(2010、2013、2016、2020)
1勝3敗

2010年以降、圧倒的な成績を残す全国レベルの強豪たち | 高校野球ドットコム
センバツ初優勝が期待される健大高崎

 2010年代から4度以上出場しているチームは21校で今大会には8校が出場する。全国各地からそうそうたる顔ぶれだ。やはり大阪桐蔭がダントツの成績を残していると言えるだろう。2012年がセンバツ初優勝で過去10大会で3度の優勝を成し遂げている。

 そのほか過去10大会で優勝経験があるのは智辯学園敦賀気比龍谷大平安浦和学院東海大相模だ。中でも敦賀気比は2010年は8強、2013年は4強入りを果たしており、今大会出場の8校の中では大阪桐蔭に次いで2番目に多い12勝を挙げている。

 伝統校が多い中、この中で近年実力を上げているチームといえば健大高崎だろう。甲子園出場は2011年夏が初めてで、翌2012年春にはセンバツも初出場を決めるといきなり4強入りを果たした。その後出場した2大会では共にベスト8進出と素晴らしい成績を残している。

 一昨年秋は県3位から関東大会初制覇を達成し、明治神宮大会では準優勝に輝いた。健大高崎の甲子園の初戦突破率は夏を含め驚異の10割。出場を果たしたセンバツは全てベスト8以上の成績を収めており、全国屈指の強豪校の一つとなった。

 この中で春夏含め甲子園で優勝を果たせていないのは健大高崎仙台育英だ。全国屈指の強豪校として今大会で悲願の瞬間は訪れるのか、注目だ。

(記事:藤木 拓弥

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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