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明豊 津久見以来の県勢Vへ

2021.02.14

明豊 津久見以来の県勢Vへ | 高校野球ドットコム
今年の明豊の注目選手・黒木 日向

 今年のセンバツでは大分の明豊が唯一3年連続の選出となった。今大会で5度目のセンバツを迎える明豊の戦いぶりは以下の通り。

2008年(第80回大会)初戦敗退
2009年(第81回大会)2回戦敗退
2019年(第91回大会)ベスト4
2020年(第92回大会)中止 甲子園交流戦 vs県立岐阜商

 センバツ初出場は2008年の第80回大会で2回戦で常葉菊川を前に4対6で敗れ初戦敗退となった。そして2年連続で出場を果たした第81回大会では1回戦で下妻二を相手に5対1で勝利しセンバツ初白星を記録。しかし2回戦で菊池 雄星擁する花巻東に12三振で完封負けを喫した。

 そしてこの年は春夏連続出場を果たし、3回戦まで順調に勝ち進むも、準々決勝で奇しくも花巻東と再戦となり6対7で惜敗。リベンジまであと一歩及ばなかった。しかし現在プロの世界で活躍する今宮 健太菊池 雄星の対決は多くの人の記憶に残っているだろう。

 2019年には春夏通じて初の全国ベスト4入りを果たし、2019年秋には前チームから主戦で登板するエース左腕・若杉 晟汰らを擁し今宮の代以来となる12年ぶりの九州王者としてセンバツ出場を決めていた。

 出場校唯一の3年連続出場となる明豊。昨秋は県大会秋5連覇を達成。九州大会では右腕・京本 眞、左腕・太田 虎次朗のダブルエースを軸にしびれる試合を戦い抜いてきた。県勢としては1967年の津久見以来となる優勝を狙う。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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