今村、古川…九州王者・大崎の清水央彦監督は投手作りの名人
選手に指示を送る清水監督(昨秋九州大会明豊戦より)
今年、センバツ出場校にする公立校でかなり注目を浴びているのが、大崎だ。九州大会では、私立4校を下し、九州王者となった。大崎を率いる清水央彦監督は部員不足の学校を九州王者の学校に育て上げた学校として注目を浴びているが、指導者としてもう1つの顔がある。それは投手づくりの名人ということだ。
清峰時代、以下の好投手を育てている。
古川秀一(九州共立大-元オリックス)05年夏で愛工大名電を破る
有迫亮(三菱重工長崎)06年センバツ準優勝投手
今村猛(広島)09年センバツ優勝投手
そして佐世保実時代では以下の好投手を指導した。
立石 悠汰(東洋大-西部ガス)12年夏の甲子園メンバー 現在は152キロ右腕へ成長
山口 晃(関西学院大-三菱自動車岡崎)高校時代は投手と三塁手を兼任しながら、140キロ台の速球を投げ込んでいた
指導力の高さは長崎県内では評判で、清水監督を慕って長崎県内の実力ある中学生が大崎へ進学する流れができている。
今年は右のエース・坂本安司も昨秋の公式戦8試合で防御率1.53の好成績を残した好投手。センバツの舞台でも好投を見せることができるか。
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