藤浪、安楽など近年の選抜優勝&準優勝投手たち
石川昂弥、藤浪晋太郎、高橋奎二、小島和哉
今春の選抜大会の組み合わせも決まり、出場を決めた各チームは頂点を目指して準備を進めている。昨年は中止となってしまったが、今年は無事に開催されることを願いたい。
今回は毎年のように印象的な試合が生まれる選抜大会を過去10大会の優勝校・準優勝校をエースとして活躍した投手たちとともに振り返っていきたい。
2020年
*甲子園交流戦
2019年
優勝 :東邦 石川 昂弥(中日)
準優勝:習志野 飯塚 脩人(早稲田大)
2018年
優勝 :大阪桐蔭 根尾 昂(中日)
準優勝:智弁和歌山 池田 陽佑(立教大)
2017年
優勝 :大阪桐蔭 徳山 壮磨(早稲田大)
準優勝:履正社 竹田 祐(明治大)
2016年
優勝 :智辯学園 村上 頌樹(東洋大-阪神)
準優勝:高松商 浦 大輝(立教大)
2015年
優勝 :敦賀気比 平沼 翔太(日本ハム)
準優勝:東海大四 大沢 志意也(東海大-三菱パワー)
2014年
優勝 :龍谷大平安 高橋 奎二(ヤクルト)
準優勝:履正社 溝田 悠人(同志社大-島津製作所)
2013年
優勝 :浦和学院 小島 和哉(早稲田大-ロッテ)
準優勝:済美 安楽 智大(楽天)
2012年
優勝 :大阪桐蔭 藤浪 晋太郎(阪神)
準優勝:光星学院 金沢 湧紀(三菱重工広島)
2011年
優勝 :東海大相模 近藤 正崇(東海大-JR東日本東北)
準優勝:九州国際大附 三好 匠(広島東洋)
まずここに挙げた18投手のうち、9名がプロ入りを果たした。そしてプロ入りを果たした9名の内、石川 昂弥、根尾 昂、平沼 翔太、三好 匠の4名が現在野手としてプレーしている。石川は「3番・投手」として決勝の習志野戦では打っては2本塁打を含む4打数3安打4打点、投げては3安打無失点完封で平成の最初と最後を締め括る優勝を飾った。
根尾も背番号6を付けながら、背番号1の柿木蓮らとともに投手陣の中心として2018年の選抜では2試合で完投勝利を記録。春は胴上げ投手となった。
2014年の龍谷大平安は4試合に登板した高橋 奎二だけでなく、元氏 玲仁、犬塚 貴哉、中田 竜次の継投リレーで初のセンバツ初優勝を勝ち取った。
そして2013年に決勝進出を果たした浦和学院の小島 和哉、済美の安楽 智大との2年生エース対決は、安楽が初戦から全4試合で完投してきたことによる疲労もあり、5回に8安打7失点と浦和学院の猛攻にあい、浦和学院が春夏通じて初優勝を飾った。
今年はどんな戦いが繰り広げられるのか。今大会は2月23日に組み合わせ抽選会が行われ、3月19日に開幕予定となっている。
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