苦難の97年世代野手。ブレイク候補となるのはあの捕手か…
郡司裕也
2015年夏の甲子園、そして日本開催となったU-18ワールドカップ。この世代は準優勝を果たし、圧倒した内容を示した。華も実力もトップクラス。プロでは実力だけではなく、故障に苦しむ選手が多い。
オコエ瑠偉(関東一出身)が手術、平沢大河(仙台育英出身)も故障となっている。輝かしい高校時代の活躍を見ているファンからすれば、悲しい限りだが、その中で活躍を期待したい選手がいる。
それが郡司裕也(仙台育英出身)だ。平沢とともに二季連続で甲子園に出場。そして日本代表はスタメン捕手として好投手たちを支えた。
そして慶応大ではリーグ通算94安打、11本塁打、大学日本代表に選ばれ、日米大学野球でも2本塁打、明治神宮大会決勝でも決勝本塁打と年々打撃力を強化していった。
プロ入り1年目は一軍で30試合出場にとどまったが、二軍では17試合で、打率.289、出塁率.413と好成績を残している。
キャンプでは長打性の当たりを連発するなど期待を残せる結果を示している。
郡司は思考力が高く着実に取り組めるレベルアップができること。気づけば同世代より一歩先を行く可能性を見せているのではないだろうか。ぜひ活躍を期待したい。
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