捕手練習で話題の石川慎吾。高校時代はどんな選手?
高校時代の石川慎吾(東大阪大柏原出身)
巨人の強打の外野手・石川慎吾(東大阪大柏原出身)が捕手として練習を行った。通算317試合で、14本塁打を放っている強打者で、その1本1本の本塁打を振り返っても豪快な当たりばかりである。
そんな石川は高校時代、強肩強打の捕手として注目されたのはご存じだろうか。最終的には通算55本塁打まで到達するが、本塁打も打てて、強肩で、さらにキャラクターも抜群と履正社、大阪桐蔭のつわものたちに負けない個性と実力を持った選手だった。
主将となった3年春には、当時センバツ4強の履正社を5回戦で破っている。さらに3年夏には決勝戦で大阪桐蔭を破り、甲子園に出場し、1勝を挙げている。
履正社、大阪桐蔭を破って甲子園と、大阪の高校野球史として快挙を成し遂げ、甲子園出場に貢献した石川。
3年夏の大会中、打撃を生かしてセンターに転向したが、もし高校時代以来の捕手となれば、高校野球ファンとしてはワクワクする展開である。
今年で10年目を迎える石川。節目の1年を飛躍の1年にしたいところだ。
(文:河嶋宗一)
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