News

東海大菅生が満を持して狙う日本一。榮主将「甲子園でも最後まで粘り強く」

2021.01.29

東海大菅生が満を持して狙う日本一。榮主将「甲子園でも最後まで粘り強く」 | 高校野球ドットコム
選抜甲子園出場を決めた東海大菅生

【写真ギャラリーはこちら】

 29日、選抜甲子園の出場校が発表され、東海大菅生が6年ぶり4度目の選抜甲子園出場を決めた。同校は2017年の選手権大会ではベスト4に進出したが、過去3度の出場した選抜甲子園ではまだ勝利はない。若林弘泰監督は「出場することが目的ではなく、あくまで日本一が目標」と高らかに宣言し、選手たちの気持ちを引き締めた。

 若林監督の鼓舞に応えるように、選手たちも選抜甲子園に向けて気持ちを高める。
 榮塁唯主将は「新チームが始まった頃は良い雰囲気を作ることができませんでしたが、練習試合を重ねることによって、チームが一丸となっていき東京都で優勝することができました。秋は足を使って粘り強い野球ができたので、甲子園でも最後まで粘り強く戦っていきたいと思います」と強い思いを語る。

 またエースとして獅子奮迅の投球を見せた本田峻也投手も、「監督も主将も言ったように、自分たちの目標は日本一なので、まずはスタートラインに立つことができたかなと。ここからまた気を引き締めて、練習をしていきたいと思います」と話し、気の緩みは一切ない。

 チームは現在公式戦で15連勝中で、チームは打率は.389。2017年に夏の甲子園4強まで進んだチームは夏で仕上がったチームで、この時期で比較すると今年のメンバーの方がレベルは高いという。また榮選手や本田投手の他にも、福原聖矢選手、小池祐吏選手といった新進気鋭の1年生もおり、勢いを感じさせる。

 満を持して日本一を狙いに来る東海大菅生が、どんな戦いを見せるのか注目だ。

(記事=栗崎祐太朗)

関連記事
【速報】センバツ出場校発表!32校の顔ぶれは?
【選手名鑑】選抜出場!スター揃いの大阪桐蔭の選手層を分析!
門馬監督、西谷監督など甲子園優勝経験者が4人!選手も指導者も人材豊富な1969年世代
関東6枠目を勝ち取った東海大相模の選手層を徹底分析!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.03.28

大阪桐蔭、大会NO.1右腕に封じ込まれ、準々決勝敗退!2失策が失点に響く

2024.03.28

中央学院が春夏通じて初4強入り、青森山田の木製バットコンビ猛打賞も届かず

2024.03.28

【センバツ準々決勝】4強決定!星稜が春初、健大高崎は12年ぶり、中央学院は春夏通じて初、報徳学園は2年連続

2024.03.28

健大高崎が「機動破壊」以来、12年ぶり4強、山梨学院は連覇の夢ならず

2024.03.28

星稜・戸田が2安打無四球完封で初4強、阿南光・吉岡はリリーフ好投も無念

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード

2024.03.24

【神奈川】桐光学園、慶應義塾、横浜、東海大相模らが初戦白星<春季県大会地区予選の結果>

2024.03.23

【東京】日本学園、堀越などが都大会に進出<春季都大会1次予選>

2024.03.27

報徳学園が投打で常総学院に圧倒し、出場3大会連続の8強入り

2024.03.25

異例の「社会人野球→大学野球」を選んだ富士大の強打者・高山遼太郎 教員志望も「野球をやっているうちはプロを狙う!」父は広島スカウト

2024.03.08

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.03.17

【東京】帝京はコールド発進 東亜学園も44得点の快勝<春季都大会1次予選>

2024.03.11

立教大が卒業生の進路を発表!智弁和歌山出身のエースは三菱重工Eastへ、明石商出身のスラッガーは証券マンに!

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード

2024.03.01

今年も強力な新人が続々入社!【社会人野球部新人一覧】