左腕大国・横浜DeNAの今年の顔となるか。5年目・浜口遥大(三養基出身)は開幕投手を掴めるか
横浜DeNA・浜口 遥大
三浦 大輔新監督を迎え入れて、2021年シーズンに挑む横浜DeNAベイスターズ。2月からの始まるキャンプに向けて1、2軍のメンバー振り分けが発表され、ルーキー・入江 大生(作新学院出身)などが1軍に呼ばれる一方で、守護神・山崎 康晃(帝京出身)が2軍スタートという形になった。
2月からのキャンプで各選手のアピール合戦が楽しみだが、注目したいのが5年目を迎えた濱口 遥大(三養基出身)だ。ルーキーイヤーの2017年には10勝をマークして新人特別賞を獲得。1年目からチームの戦力となったが、2年目以降は勝ち星を積み重ねきれずに苦しいシーズンが続いている。
ただ今年は2年連続開幕投手を務めていた今永 昇太(北筑出身)が2軍スタートということもあり、1軍のなかで引っ張る立場になる。プレー以外の部分でも求められるところが増えているが、開幕投手を目指して調整を続けているという報道も出ている。
これまでの横浜DeNAの開幕投手を見ると、4年連続でサウスポーが開幕投手を務めている。それも今永と石田 健大(広島工出身)の2人が務める形となっている。横浜DeNAといえば「左腕大国」という印象が強いが、濱口は開幕投手を掴み取り、2021年の横浜DeNA左腕大国の象徴となれるか。2月からの奮闘に期待したい。
<過去5年の開幕投手>
2020年:今永 昇太
2019年:今永 昇太
2018年:石田 健大
2017年:石田 健大
2016年:井納 翔一
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