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2012年の千葉を沸かせた相内誠(千葉国際出身)と鈴木稜也(拓大紅陵出身)が現役引退

2021.01.26

2012年の千葉を沸かせた相内誠(千葉国際出身)と鈴木稜也(拓大紅陵出身)が現役引退 | 高校野球ドットコム
高校時代の相内誠(千葉国際出身)と鈴木稜也(拓大紅陵出身)

 2012年の千葉県は木更津総合が夏の大会で優勝を果たした年だった。この時、高校生だった選手たちは今年27歳を迎える。2020年は2人の好投手が現役引退を表明した。

まずは相内誠千葉国際出身)だ。2年夏の松戸馬橋戦で9者連続三振を奪う快投、2年秋も東海大市原望洋相手に好投を見せて注目を集める。

そして3年春にもベスト8入りを果たした。2012年のドラフトで埼玉西武から2位指名を受けたが、プロ8年間で21試合を投げて0勝7敗と未勝利に終わった。高校時代の印象として、キレの良い速球、スライダーをコントロールも良く投げ分け、センスの良い投手だった。残念な形となったが、次のステージでも健闘を期待したい。

 その相内と春季大会準々決勝で投げあったのが拓大紅陵鈴木稜也だ。186センチの大型サイドで、130キロ中盤の速球とスライダーを丁寧に投げ分ける投手だった。この試合は拓大紅陵が1対0で勝利し、鈴木は完封勝利を収めている。上武大進学後、1年春の大学選手権で完封勝利を挙げ、初優勝の一員となった。卒業後は新日鉄住金鹿島で4年間プレーし、昨年限りで勇退を表明した。

 2012年の熱戦から今年で9年が経つ。月日の流れは非常に早い。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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