カープ期待の3年目・小園 海斗選手(報徳学園出身)。自身のニュースでネット上で何度もトレンド入り。高卒3年目ながら異例の話題選手となっているのを見ると、改めて期待値が大きい選手だといえる。

 高卒1年目で一軍4本塁打。しかもスピードあふれる遊撃手。期待したくなるのも当然である。ただ2年目は苦しいシーズンとなったが、高卒野手が右肩上がりで数字が上がるのは奇跡的に近いものがあり、どんなに才能あふれる選手であっても波があるのは必然だといえる。

 今やセ・リーグを代表する野手となった丸 佳浩選手(千葉経大附出身)も紆余曲折があった。

1年目二軍 46試合 1本塁打18打点 打率.288
2年目二軍 69試合 1本塁打16打点 打率.222

 1年目は二軍で打率.286と、楽しみな数字を残した。しかし2年目は打率.222と大きく数字を落とした。
 しかし3年目は92試合に出場し、4本塁打、30打点、打率.277と大きく数字を伸ばし、初の一軍出場も経験している。

 小園は1年目は二軍で53試合、6本塁打、22打点、打率.224だったが、2年目は66試合、1本塁打、20打点、打率.305と打率面を大きく向上している。さらに付け加えると、1年目は8盗塁で、10失敗だったのに対し、2年目は11盗塁、6失敗と巣ピート型野手として進歩の跡が見える。
 同期の選手と比べて二軍成績は圧倒していて、1年目と比べて進歩の跡が見える部分もあるけれど、物足りなさを感じる選手はあまりいない。

 それでもカープ首脳陣が小園に対して厳しい目線を向けているのは、低いレベルで満足せず、高いレベルを見て、心身ともに成熟した選手になってほしいのだろう。

 実際に例外的な成長をしている村上 宗隆選手(九州学院出身)のような選手もいる。丸選手のような成長曲線を描ければ理想的。厳しいハードルを乗り越え、大ブレイクを果たすことを期待したい。

(記事=河嶋 宗一

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