渋い選手が多い87年世代。現役捕手は炭谷、松井雅のわずか2人に
炭谷銀仁朗(平安出身)
1987年世代の生き残りとして活躍が期待される炭谷銀仁朗(平安出身)。スラッガータイプのT-岡田(履正社出身)、平田良介(大阪桐蔭出身)、大和(樟南出身)など玄人受けするようなタイプが多い世代だが、現役捕手は炭谷を含めると2人しかいない。もう1人は松井雅人(桐生第一出身)である。
2009年ドラフト7位で中日に入団した松井はいわゆるバックアップと言う形で、12年連続一軍出場。昨年は23試合出場に終わったが、オリックスには欠かせない捕手だ。
炭谷も昨季56試合に出場。巨人の捕手陣にとっては欠かせない存在だ。炭谷はプロ野球選手会会長という顔を持つ。昨年は選手会として日本高野連に1億円を寄付し、表彰を受けた。その人柄の良さは多くの野球人から評価される。
数少ない87年世代の捕手としてこれからもしぶとく活躍することを期待したい。
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