オリックス山足、トヨタ自動車・河原などプロ、アマ、指導者と幅広く活躍中!2011年の大阪桐蔭ナインのその後
高校時代の山足達也
甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は名選手が多かった2011年の大阪桐蔭ナインのその後を紹介しする。
投手 中野 悠佑(青山学院大)
投手 平尾 奎太(同志社大-Honda鈴鹿)
投手 藤浪 晋太郎(阪神)2012年1位
捕手 川端晃希(同志社大-JFE東日本-徳島インディゴソックス-エイジェック)
内野手 山足達也(立命館大-ホンダ鈴鹿-オリックス)2017年8位
内野手 廣畑 実(亜細亜大-JR東海)
内野手 西田直斗(阪神)2011年3位
内野手 河原右京(早稲田大-トヨタ自動車)
内野手 妻鹿聖(亜細亜大)
外野手 水本 弦(亜細亜大-東邦ガス)
外野手 松原鴻介(関西学院大-三菱重工神戸・高砂)
外野手 藤田元気(大阪経済大-大和高田クラブ)
最後の夏は大阪大会決勝で石川慎吾(現読売)を擁した東大阪大柏原にサヨナラ負けを喫し、甲子園出場とはならなかった。それでもこの中では、当時2年生の藤浪晋太郎と山足達也、西田直斗がNPB入りを果たした。
1番・遊撃手を務めた山足は立命館大に進学し、大学日本代表に2度選出された。大学卒業後はHonda鈴鹿に入社し1年目から遊撃手のレギュラーとして活躍。2年連続で都市対抗出場も果たした。2017年のドラフトでオリックスに8位指名を受け入団。今季でプロ4年目を迎える。
3番・一塁手の西田は2011年のドラフトで阪神に3位指名を受け入団。7年間在籍したのち、2018年に現役を引退し、2020年の10月から寝屋川中央リトルシニアの監督として指導者の道を歩む。
4番・三塁手を務めた河原右京は早稲田大に進学。1年春からリーグ戦に出場し、最高学年時には早稲田大第105代主将を務めた。プロ志望届を提出するも指名漏れとなりトヨタ自動車に入社。2016年の日本選手権の2回戦(対三菱重工広島)では延長タイブレークでサヨナラ打を放った。
5番・捕手の川端晃希は同志社大に進み最終学年時には主将を務めた。大学卒業後はJFE東日本に進み、2017年の都市対抗ではHondaの補強選手として「4番・DH」で出場した。2018年に徳島インディゴソックスに移籍し独立リーグも経験。現在はエイジェックでプレーする。
そして亜細亜大を経てJR東海でプレーした廣畑 実は現在、野球指導者として活動中でオンライン野球塾やYouTubeで「ミノルマン チャンネル」を運営し野球技術動画などを発信している。
プロだけでなくアマチュアや指導者として多岐にわたって野球界で活躍を続ける2011年の大阪桐蔭ナイン。今後の活躍にも注目だ。
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