新監督・三浦大輔も下位指名!DeNAのドラフト4位以下でベストナインを組んでみた
三浦大輔(高田商出身)
DeNAは2020年シーズン4位に終わったことでラミレス監督が辞任した。2021年シーズンからは三浦大輔新監督体制で優勝を目指している。
すでに新人たちは合同自主トレで汗を流しており、三浦 新監督や仁志 敏久二軍監督も視察に訪れた。とくに入江 大生(明治大/1位)や牧 秀悟(中央大/2位)の上位指名選手たちは、早い段階で戦力となることが期待されている。
さて、DeNA(前身球団含む)のドラフト指名選手を振り返ってみると、ドラフト下位指名から主力へと成長した選手は多い。思えば三浦監督自身もドラフト6位という下位指名での入団だった。そこでDeNA(前身球団含む)のドラフト下位指名選手によるベストナインを組んでみた。
※ここでは下位指名を4位以下としている。また、外野は右翼・左翼・中堅でわけていない。
投手はやはり三浦 大輔(高田商業高/1991年6位)だろう。ドラフト6位入団ながらエースに上り詰め、通算172勝をマークした実績は色褪せない。捕手は相川 亮二(東京学館高/1994年5位)を選出した。2004年から5年連続で100試合以上に出場し、2007年には打率.302(391打数118安打)で打撃ランキング8位にも入った。
内野手と外野手は激戦だった。そのなかで外野は、屋鋪 要(三田学園高/1977年6位)、鈴木 尚典(横浜高/1990年4位)、多村 仁(横浜高/1994年4位)の3人を選出した。いずれも球団史に名を残す打者ばかりだ。
内野は一塁に宮崎 敏郎(セガサミー/2012年6位)、二塁に進藤 達哉(高岡商業高/1987年外)、三塁に金城 龍彦(住友金属/1998年5位)、そして遊撃が石井 忠徳(足利工業高/1988年外)の4人を選んだ。宮崎は三塁が主戦場だが、外野であぶれてしまった金城を三塁で起用するために一塁へと回した。
その他にも外野陣では、佐野 恵太(明治大/2016年9位)や高木 好一(相模原市役所/1971年外)、吉村 裕基(東福岡高/2002年5巡)が控えている。内野でも藤田 一也(近畿大/2004年4巡)や石川 雄洋(横浜高/2004年6巡)の二遊間コンビに高橋 雅裕(名古屋電気高/1982年4位)もいる。内・外野のポジションの組み方によっては、多彩なチームが組めそうな豪華メンバーだ。
このようにDeNAは大洋、横浜時代から、野手によるドラフト下位指名からの躍進が多かったことがわかる。
今回組んだベストナインはあくまで主観であり、その他にも候補となる選手は多くいるはずだ。過去のドラフト結果を眺めながら、各々でベストナインを組んでみてほしい。
<ドラフト下位指名だけによるベストナイン>
※前身球団含む
※ドラフト4位以下
投手:三浦 大輔(高田商業高/1991年6位)
捕手:相川 亮二(東京学館高/1994年5位)
一塁:宮崎 敏郎(セガサミー/2012年6位)
二塁:進藤 達哉(高岡商業高/1987年外)
三塁:金城 龍彦(住友金属/1998年5位)
遊撃:石井 琢朗(足利工業高/1988年外)
外野:屋鋪 要(三田学園高/1977年6位)
外野:鈴木 尚典(横浜高/1990年4位)
外野:多村 仁(横浜高/1994年4位)
(記事:勝田 聡)