高校時代から投打で怪童だった松本裕樹(盛岡大附出身)。この1年はブレイクすることができるか?
松本裕樹(盛岡大附出身)
盛岡大附初のドラフト1位となった松本裕樹。高校時代はまさに怪童だった。投げては最速150キロの速球と多彩な変化球を操る本格派、打っては高校通算54本塁打のスラッガーだ。
最後の夏、右肘の怪我を抱えたが、高卒2年目にプロ初登板を果たし、高卒3年目の2017年は15試合に登板し、2勝4敗と少しずつ経験を積み重ねていった。
昨年は中継ぎで自己最多の25試合に登板。6ホールドを挙げ、防御率3.49。突出した成績ではないが、二軍、三軍にも速球派が多い福岡ソフトバンク投手陣において健闘を魅せている。
この1年、ブレイクを果たし、名を上げることができるか注目だ。
(文:河嶋 宗一)