プロ2年目のシーズンを迎える、千葉ロッテマリーンズの佐藤 都志也選手。ルーキーイヤーの昨年は、6月27日のオリックス戦でプロ初ヒットとなるサヨナラ打を放つなど、60試合に出場し26安打を記録。ルーキーながら存在感を見せた。

 福島県いわき市出身の佐藤選手は、平第二中学の軟式野球部に所属しその後は聖光学院に進学したが、中学時代はいわき市の中学軟式野球選抜チームの「いわき松風クラブ」のメンバーでもあった。「いわき松風クラブ」は全日本少年野球大会に8度の出場実績があり、佐藤選手を含めた計4名のプロ野球選手を輩出し、今年の中学3年生で20期生となった。

 現在、当チームのOBで最も活躍を見せるのが、今年8年目のシーズンを迎える東北楽天ゴールデンイーグルスの内田 靖人選手(常総学院出身)だ。常総学院時代は強打の捕手として最後の夏は甲子園8強入り。通算64安打ながら19本塁打と、その長打力をコンスタントに発揮されること期待されている。

 そしてその内田選手と同期だったのが、元オリックスの園部 聡氏(聖光学院出身)だ。プロでは通算1本塁打にとどまったが、聖光学院時代は通算59本塁打をマークし、内田選手とともに高校日本代表にも選ばれ、IBAF 18U ベースボールワールドカップ2013にも出場を果たし、準優勝に貢献した。

 昨年のドラフトでは、福島レッドホープス・古長拓(九州国際大付出身)選手がオリックスから育成6位指名を受け、プロ入りを果たした。直近では、園部 佳太選手(いわき光洋-専修大中退-福島レッドホープス)は高校時代、通算48本塁打を放ったスラッガーとして注目され、地元・福島でNPBを目指している。

 去年の高校野球では、21世紀枠として甲子園交流試合に出場した磐城の岩間涼星主将もOB。そして聖光学院の坂本 寅泰選手がドラフト候補として注目を浴びており、現時点で高校通算26本塁打を放っており、その飛距離や打撃技術はスカウトからも高い評価を得ており、聖光学院史上最高野手という声もある。

 さらに昨年11月に埼玉で開催された彩の国野球大会で、主力投手が7回参考記録ながらノーヒットノーランを達成。今春、高校1年生を迎える20期生の活躍にも注目が集まる。

 高校入学後、福島、そして全国区と、次々と活躍を見せる「いわき松風クラブ」OBたち。そういった選手たちの成長を支えてきた同クラブの活動に注目だ。