2020年シーズンはペナントレースがジ従来よりも23試合減少し、120試合制で行われた。そのため30本塁打に到達したのは岡本 和真(巨人/31本)、浅村 栄斗(楽天/32本)、中田 翔(日本ハム/31本)の3人だけだった。

 3人は球界を代表する選手たちであり高卒スラッガーだが、いずれも初めての大台到達ではなく、30本塁打の経験者たちでもある。

 そんな彼らと同じく高卒プロ入りを果たした選手たちのなかで、これまでに30本塁打へと到達しているのは現役選手には誰がいるのだろうか。

 セ・リーグでは村上 宗隆九州学院高/ヤクルト)、山田 哲人履正社高/ヤクルト)、坂本 勇人光星学院高/巨人)、丸 佳浩千葉経大附高/巨人)、鈴木 誠也二松学舎大附高/広島)に岡本を含めて6人が30本塁打に到達している。

 入団経路を広げてみても、日本人選手では社会人出身の福留孝介(PL学園高→日本生命/中日)が加わるだけ。意外なことに大卒出身の30本塁打経験者はいないのである。

 一方のパ・リーグは浅村と中田をのぞくと中村剛也(大阪桐蔭高/西武)とT-岡田(履正社高/オリックス)のふたりが高卒で30本塁打を記録している。同じように入団経路を広げてみると、山川穂高(中部商高→富士大/西武)、松田宣浩(中京高→亜細亜大/ソフトバンク)、柳田悠岐(広島商高→広島経済大/ソフトバンク)の3人が30本塁打経験者となる。社会人出身者で30本塁打到達者は不在となっている。

 2020年シーズン終了時点で30本塁打に到達したことある高卒出身の選手は合計10人となり、大卒出身や社会人出身の選手よりはるかに多いのである。

 2021年シーズンは新たに30本塁打の大台へと到達する選手は生まれるだろうか。楽しみに待ちたい。

【30本塁打到達経験のある日本人選手】
※2021年シーズンNPB所属

<高卒出身:10人>
岡本 和真智辯学園高/巨人)
坂本 勇人光星学院高/巨人)
丸 佳浩千葉経大附高/巨人)
村上 宗隆九州学院高/ヤクルト)
山田 哲人履正社高/ヤクルト)
鈴木 誠也二松学舎大附高/広島)
浅村 栄斗大阪桐蔭高/楽天)
中田 翔大阪桐蔭高/日本ハム)
中村剛也(大阪桐蔭高/西武)
T-岡田(履正社高/オリックス)

<大卒出身:3人>
山川穂高(中部商高→富士大/西武)
松田宣浩(中京高→亜細亜大/ソフトバンク)
柳田悠岐(広島商高→広島経済大/ソフトバンク)

<社会人出身:1人>
福留孝介(PL学園高→日本生命/中日)

※2020年シーズン終了時点

(記事:勝田聡)