11本塁打、OPS9割超え。香月一也(大阪桐蔭出身)の成績がファーム卒業級
香月 一也
岡本和真(智辯学園出身)をはじめとした1996世代の活躍が目立っている。
今回、ファームでは卒業級の活躍を見せている選手がいる。それが香月一也(大阪桐蔭出身)だ。2014年夏の甲子園優勝を経験し、U-18代表を経験。普段から木製バットを使っているように、打撃の完成度は非常に高かった。
2014年ドラフト5位で千葉ロッテに入団し、プロ2年目から一軍に初出場し初安打。2017年には自己最多の8安打。2019年にはプロ初本塁打を放った。プロ6年目の作戦はシーズン途中に巨人二移籍し、8試合に出場した。
ファームの成績を見ると、卒業級だ。
打率.328、11本塁打、48打点、OPS.938と圧巻の成績を残しているのだ。実際に打撃を見ても、技術の高さを感じさせ、きっかけを掴めば、一軍の投手でも打ち崩す可能性はあるだろう。
今年は同じU-18代表だった栗原陵矢が日本シリーズMVPを獲得した。負けられないものがあるだろう。ぜひ分厚い競争を勝ち抜き、定位置を掴むことを期待したい。