12月13日に日本ハムは新人選手発表を行った。そのなかで背番号も発表され、即戦力右腕として期待のかかるドラフト1位の伊藤 大海駒大苫小牧高→駒沢大)は「17」に決まった。

 日本ハムの背番号「17」は、今シーズンで現役を引退した浦野 博司が背負っていた番号でもある。浦野はドラフト2位で入団した1年目から20試合(先発19試合)に登板し7勝をマークした。現時点で伊藤の起用法はわからないが、浦野を超えるような活躍に期待がかかっている。

 そんな伊藤は苫小牧駒駒沢大そして駒大苫小牧高出身であり、生まれも北海道という生粋の北海道人である。高校時代は2年春に背番号「15」を背負って甲子園にも出場している。

 そのときを振り返ってみると初戦の創成館高戦は9回無失点、7奪三振の好投で完封勝ちと絶好のスタートを切った。しかし、続く履正社高戦では3回途中から中継ぎで登板するも、9回裏に逆転サヨナラ負けを喫している。この試合では相手4番の中山 翔太(現ヤクルト)に犠飛こそ許したもののノーヒットに抑えている。

 その他のドラフト指名選手で高校時代に甲子園への出場経験があるのは、4位の細川 凌平智辯和歌山高)と6位の今川 優馬東海大四高→東海大北海道→JFE東日本)のふたりだ。

 細川は1年夏、2年春、夏と3季連続で出場を果たし、今年行われた交流試合の舞台にも立っている。とくに2年夏は3試合で打率.429、1本塁打の活躍でチームをベスト16まで引っ張った。3回戦の星稜高との死闘にも出場しており、敗れはしたものの奥川 恭伸(現ヤクルト)から安打を放っている。

 今川は3年夏に背番号「16」で甲子園に出場した。初戦では出番がなく、2回戦の山形中央高戦で代打安打を記録している。次の守備で交代しており、1打席のみの甲子園だった。ちなみにこのときの相手投手は、これからチームメートとなる石川 直也(現日本ハム)である。

 日本ハムが支配下で指名したドラフト指名選手6人のうち3人が甲子園経験者だった。とくに伊藤と今川は北海道の高校で甲子園へと出場しているという縁もある。プロの世界でも北海道の大地で結果を残すことができるだろうか。

<日本ハムの2020年ドラフト会議指名選手>
※支配下のみ

1位:伊藤 大海駒大苫小牧高→駒沢大→苫小牧駒沢大)
2位:五十幡 亮汰佐野日大高→中央大)
3位:古川 裕大久留米商→上武大)
4位:細川 凌平智辯和歌山高)
5位:根本 悠楓苫小牧中央高)
6位:今川 優馬東海大四高→東海大北海道→JFE東日本)

(記事:勝田 聡)