野田昇吾(鹿児島実業出身)が現役引退。当時の高校日本代表のプロ野球選手は6名に
高校時代の野田昇吾(鹿児島実)
前埼玉西武のエース・野田昇吾(鹿児島実業出身)が現役引退を表明した。
2018年には58試合登板を果たし、優勝に貢献。プロ生活5年と短かったが、鹿児島実業時代は2年秋に明治神宮大会優勝、3年春には選抜ベスト8、さらに3年夏には高校日本代表に選ばれ、強敵・台湾相手に好リリーフを見せるなど、小柄な快速球左腕として大きな印象を残した。
これで第9回AAA選手権の優勝メンバーでNPBに在籍している選手は6名だけとなった。
【投手】
原 樹理(東洋大姫路-東洋大-東京ヤクルト)
釜田 佳直(金沢-東北楽天)
歳内 宏明(聖光学院-阪神ー香川OG-東京ヤクルト)
【内野手】
高橋周平(東海大甲府-中日)
横尾俊建(日大三-慶應義塾大-北海道日本ハム)
今シーズンは歳内が復帰したことで話題になり、高橋は初の打率3割、近藤も年々、打撃技術が高まり、パ・リーグ屈指の安打製造機となった。
ぜひ残り6人は30代になっても第一線で活躍することを期待したい。
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