高卒1年目で計12本塁打。井上広大(履正社出身)にワクワクが止まらない
井上広大(履正社-阪神)
二軍の打撃成績は来季以降の飛躍のきっかけになるという。もちろん一軍で打てないとなると「二軍の帝王」と呼ばれてしまうが、きっかけ次第では化ける。2年連続本塁打王の山川穂高(中部商出身)も一軍出場は1試合だったが、二軍では75試合で11本塁打、47打点、打率.283、OPS.888をマーク。翌年は49試合で14本塁打を放った。
そういった意味で期待したいのが阪神・井上広大(履正社出身)だろう。今シーズンはウエスタンで9本塁打。そしてフェニックスリーグで3本塁打。長打力を存分にアピール。一軍でも初安打を記録した。
来年は一軍試合出場を増やし、数年後の大ブレイクのきっかけになるような1年にすることができるか注目だ。