上林、馬場、熊谷の3名がNPB入り!2013年の仙台育英ナインのその後
高校時代の上林誠知(仙台育英)
甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は2012年秋の明治神宮大会では日本一に輝き、2013年は春夏連続で甲子園出場を果たした仙台育英ナインのその後を紹介する。
投手 鈴木 天斗 3年(東北福祉大-七十七銀行)
投手 馬場 皐輔 3年(仙台大-阪神)2017年1位
捕手 小林 遼 3年(富士大-ENEOS)
捕手 福田 義基 3年(大東文化大)
内野手 熊谷 敬宥 3年(立教大-阪神)2017年3位
内野手 菊名 裕貴 3年(東北福祉大-バイタルネット-BC福島)
内野手 加藤 尚也 3年(大東文化大)
内野手 阿部 涼平 2年(神奈川大)
外野手 長谷川 寛 3年(早稲田大-北海道ガス)
外野手 上林 誠知 3年(福岡ソフトバンク)2013年4位
外野手 水間 俊樹 3年(東北学院大-ネッツトヨタ仙台軟式野球部)
外野手 川島 祐太 3年(大東文化大)
外野手 佐々木 友希 2年(神奈川大)
この中で、1番・遊撃手の熊谷 敬宥、4番・中堅手の上林 誠知、11対10と激戦となった1回戦の浦和学院戦ではロングリリーフを成功させた馬場 皐輔の3名がNPBの舞台に立っている。
高卒で指名を受けた上林は、埼玉の浦和シニアから宮城の仙台育英の門を叩いた。1年秋から4番を務め、高校日本代表メンバーにも選出された。ドラフト3位でソフトバンクに指名を受けるとプロ2年目の2015年に一軍初出場を果たす。2017年にブレイクしレギュラーとして試合に出続けるも今季は69試合にとどまった。来季の復活に期待したい。
立教大に進んだ熊谷 敬宥と仙台大に進んだ馬場 皐輔は共に阪神に指名を受け再びチームメイトとなった。熊谷は浦和学院との1回戦でサヨナラ打を放ち激闘に終止符を打った。
立教大では主将として迎えた4年春に全日本大学野球選手権優勝を経験。高校、大学共に日本代表に選出された。プロ入り後は2018年にプロ初出場を果たし、19試合に出場。今季は38試合に出場し、打率.313を残した。
馬場は仙台大はで1年春からリーグ戦に出場し、4年秋には5勝0敗、防御率.0.49、37イニングで60奪三振と圧倒的な成績を残し、チームのリーグ優勝に貢献した。プロ3年目の今季は8月2日のDeNA戦でプロ初白星を記録した。
また、この代からは立教大の熊谷、東北福祉大の菊名 裕貴、富士大の小林 遼が4年時に主将を務めた。そして熊谷と小林は4年春の全日本選手権で対戦し、熊谷率いる立教大が勝利を収めた。
3名がNPB入りを果たした2013年の仙台育英ナイン。今後の活躍にも注目だ。
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