明治大1年生でリーグ戦デビューを果たした村田賢一(春日部共栄出身)、石原勇輝(広陵出身)に注目!
高校時代の石原勇輝(広陵)、村田賢一(春日部共栄)
早稲田大が慶應義塾大とのライバル対決を制して見事優勝を飾って幕を下ろした東京六大学の秋季リーグ戦。以前、「東京六大学秋季リーグが19日開幕!1年生は10名がベンチ入り!最多は明治大の5人!」で取り上げたように、明治大は多くの1年生がベンチに入り、続々とリーグ戦に出場した。
特に愛知産大三河出身・上田 希由翔は1年生ながら4番を務め、打率ランキングでも5位に入るなど活躍したことで話題となったが、今回見ていきたいのはピッチャー。村田賢一(春日部共栄出身)と石原勇輝(広島広陵出身)を取り上げたい。
村田のリーグ戦デビューは慶應義塾大との2回戦。3番手で登板すると、1回3分の1を無失点で降板。東京大との1回戦でも3番手で登板して1イニング無失点という内容で次の投手に繋げた。また11日の法政大とのフレッシュリーグでは6回3分の2を無失点と結果を残した。来年の春季リーグ戦に向けて確かな一歩を踏み出した。
広島広陵出身の石原のデビュー戦は早稲田大との1回戦。8回に4番手で登板すると、打者3人で抑える投球で上々のデビュー。しかし慶応義塾大との2回戦では2番手で登板したが、ホームランを許すなど4失点と一転して苦い経験をした。10日の早稲田大とのフレッシュリーグでの試合でも4番手で登板するも2失点するなど課題を残す結果が続いている。
ともに2019年の選抜に出場し、村田は高松商相手に8失点。石原は東邦に3失点と結果を残すことができなかった。2年生に進級し、チームの主戦力としての活躍が期待される。村田、石原だけではなく、他の1年生たちの今後の成長を期待したい。