2015年のドラ2・小澤怜史(日大三島出身)が戦力外に
高校時代の小澤 怜史(日大三島)
パ・リーグを制覇し、千葉ロッテとのクライマックスシリーズが控える福岡ソフトバンクホークス。そのホークスから2015年にドラフト2位指名を受けた小澤 怜史が戦力外通告を受けた。
高校時代は日大三島でプレーし、同年のドラフト1位・高橋 純平(県立岐阜商出身)とともに東海地区を代表する注目度を誇っていた。最大の魅力は最速148キロを誇る角度のあるストレート。常時140キロ前半をマークする本格派右腕として2年生の秋にはチームを31年ぶりの東海大会出場に導き、ベスト4進出に大きく貢献した。
甲子園こそ出場できなかったが、高い能力がスカウトの目に留まり、ドラフト2位で入団。ルーキーイヤーは1軍登板はなかったが、2年目の2017年に1軍デビュー。球速も152キロまでアップし、着実に成長していたが、2018年のオフから育成選手として契約。再び支配下登録されるべく、練習を重ねてきたが戦力外通告を受けた。
今後はトライアウトを受験することが報じられているが、今年で22歳とまだまだ若い。現役続行へ何とかして道を切り開いてほしい。