News

廣岡大志(智辯学園出身)、濱田太貴(明豊出身)らの若手野手の台頭が著しい東京ヤクルト!

2020.11.12

廣岡大志(智辯学園出身)、濱田太貴(明豊出身)らの若手野手の台頭が著しい東京ヤクルト! | 高校野球ドットコム
智辯学園時代の廣岡大志(左) 明豊時代の濱田太貴(右)

 2年連続の最下位に終わった東京ヤクルト。だが、若手野手だと一軍で活躍する村上宗隆九州学院出身)だけではなく、若手選手も出てきている。

 まず来年大ブレイクをさせたい高卒5年目の廣岡大志智辯学園出身)は今季8本塁打。昨季に続く二桁本塁打達成はならなかったが、廣岡がブレイクすれば、野手の計算が立つだけになんとしても活躍したいところ。

 高卒2年目の野手では濱田太貴明豊出身)はファームで11本塁打をマーク。一軍でも打数はちょうど100で、20安打、3本塁打、7打点と才能開花の兆しが見えている。高卒5年目の渡邉大樹専大松戸出身)はファーム32試合で打率.296、2本塁打、6打点。一軍出場も33試合に出場。着実に対応力がましてきている。

 また高卒1年目の長岡秀樹八千代松陰出身)は71試合、武岡龍世八戸学院光星)は72試合と二軍では2人で二遊間を組む姿がとても絵になっていた。

 こうした若手野手の台頭は編成にも大きな影響を与え、今年は東京ヤクルトだけではなく、各球団で中堅~ベテラン選手の戦力外が目立つ。東京ヤクルトは、若手選手たちに投資する方針なのかもしれない。

 今年のドラフトでは、打撃技術ならば高校生トップクラスの内山壮真星稜)を3位指名。内山ほどのインテリジェンス、パワーを持った野手ならば捕手、内野手どちらになるかは来年には決まると思うが、ファームで規定打席に到達するほど経験を積ませることが予想される。投手陣整備など大きな課題はあるが、野手の育成がうまくいけば、12球団トップクラスの強力打線になる可能性はある。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.18

【神奈川】保土ヶ谷球場では慶應義塾、横浜が登場!東海大相模は桐蔭学園と対戦!<春季県大会4回戦組み合わせ>

2024.04.18

強豪校を次々抑えて一躍プロ注目の存在に! 永見光太郎(東京)の将来性を分析する<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.04.18

首都二部・明星大に帝京のリードオフマン、東海大菅生技巧派左腕などが入部!注目は184センチ102キロの大型スラッガー!

2024.04.18

【春季埼玉県大会】ニュースタイルに挑戦中の好投手・中村謙吾擁する熊谷商がコールド発進!

2024.04.18

【岡山】センバツ出場の創志学園は2回戦から登場! 2回戦で昨年夏の決勝戦と同じカードが実現の可能性も!<春季県大会地区予選組み合わせ>

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.15

四国IL・愛媛の羽野紀希が157キロを記録! 昨年は指名漏れを味わった右腕が急成長!

2024.04.17

仙台育英に”強気の”完投勝利したサウスポーに強力ライバル現る! 「心の緩みがあった」秋の悔しさでチーム内競争激化!【野球部訪問・東陵編②】

2024.04.15

【春季和歌山大会】日高が桐蔭に7回コールド勝ち!敗れた桐蔭にも期待の2年生右腕が現る

2024.04.16

【春季埼玉県大会】2回に一挙8得点!川口が浦和麗明をコールドで退けて県大会へ!

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード