奥川恭伸(星稜出身)はほろ苦デビュー。主な高卒ドラ1投手の1年目のデビュー戦の結果は?
高校時代の奥川恭伸(星稜出身)
東京ヤクルトの1位・奥川恭伸(星稜出身)。デビュー戦となった10日の広島戦では2回0/3を投げて、5失点というほろ苦いものだった。近年のドラフト1位指名を受けた高卒ルーキー投手のデビュー戦はどうだったのか。
松坂大輔(西武)横浜出身 99年4月7日 8回 9奪三振 2失点 ○
涌井秀章(西武)横浜出身 05年3月29日 2.1回 1奪三振 7失点 ●
ダルビッシュ有(北海道日本ハム)東北出身 05年6月15日 8.0回 3奪三振 2失点 ○
田中将大(東北楽天)駒大苫小牧出身 07年3月39日 1.2回 3奪三振 6失点
藤浪晋太郎(阪神)大阪桐蔭出身13年3月31日 6回 7奪三振 2失点 ●
大谷翔平(北海道日本ハム)花巻東出身 13年5月22日 5回 3奪三振 2失点
高橋光成(埼玉西武)前橋育英出身 15年8月2日 3回 1奪三振 3失点
ダルビッシュ、松阪、藤浪のようにゲームメイクした投手もいれば、涌井、田中のように打たれた投手もいる。
大事なのは出た課題を次に生かせるか。ファームのピッチングを見れば、制球力、球威も一軍で全く通用しない投手だとは思えない。とはいえ、昨夏の甲子園で見せてくれた150キロ連発と切れ味バツグンの変化球で圧倒する投球は見せてほしいところ。
2021年の奥川恭伸の活躍を期待したい。