さる10月26日(月)に行われた「2020年プロ野球ドラフト会議suppportedリポビタンD」で中日ドラゴンズ6巡目指名巡目を受けたJFE西日本・三好 大倫 (みよし・ひろのり/1997年9月28日生まれ・179センチ82キロ・左投左打)外野手が、11月9日(日)・広島県福山市のJFEスチール西日本製鉄所福山地区事業所にて同球団からの指名あいさつを受けた。なお、JFE西日本からのドラフト指名選手は昨年、北海道日本ハムファイターズから1巡目指名を受けた左腕・河野 竜生投手(鳴門<徳島>出身)に続く2年連続となる。

 三本松(香川)では高校通算26本塁打の長打も備える最速144キロ左腕として活躍した三好外野手。中国地区きっての社会人強豪・JFE西日本に入社後も1年目は二刀流、2・3年目は投手として次なるステップを目指したものの、投手としてなかなか結果が残せなかった。

 ただ「自分で決意して野手に転向した後は、目の色や取り組み、全てが変わった」と山下 敬之監督も評したように昨年から俊足強肩巧打の外野手として徐々に台頭すると、入社5年目の今季は外野手の一角を確保。そんな彼の成長に対し早い時期から高評価を与えていたのが「左投左打らしい押し込んで打てるツボがあるし、伸びしろもある」と、現役時代は三好選手と同じく「左投左打・外野手」だった野本圭中四国地区担当スカウトをはじめとする中日ドラゴンズである。

 野本スカウトの熱い視線はもちろん、今年9月末の都市対抗中国地区予選では松永幸男・編成部長が視察に訪れるなど多角的な視点から判断した上で、今ドラフトでの6巡目指名に至った三好選手はいわば「竜が求めていた逸材」。そんなラブコールに対し三好外野手も松永編成部長・米村 明チーフスカウト・野本スカウトから指名あいさつを受けた後の会見で「初球から振っていく特長を活かし、即戦力として走攻守でチームを勝たせる選手になりたい」と力強く意気込みを語った。

 将来的に目指す姿は中日ドラゴンズとの顔とも言える大島洋平選手のような全てに高いバランスを保った「左投左打外野手」。三好 大倫は「選手としてだけではなく、人として自立できた」JFE西日本で5年間を過ごした成果を、ナゴヤドーム人工芝上での躍動で表現していく。

(記事=寺下 友徳