北川博敏らがOBの大宮東が21世紀枠推薦校に!「史上最弱」世代が4強入りしたことが決め手に!
大宮東ナイン
各地で開催された秋季大会も残すところ東京だけになってきたが、6日に隣の埼玉県で来春の選抜の21世紀枠の候補校として大宮東を選出したことを発表した。
学校はさいたま市に学校を構え、卒業生にはバトミントンの奥原希望や元プロ野球選手・北川博敏など多くのアスリートを輩出している。そんな大宮東が選出されたのが、昨年の夏の大会と今秋の県大会でベスト4に入ったことがなどが理由となっている。
過去に2度の甲子園出場の実績を持つが、現在は河西竜太監督がチームを率い、『闘志なき者は去れ』という精神のもと、打倒・花咲徳栄ということを掲げて普段から熱い練習をしている。
今年は伝統的な強打ではなく投手力が武器となっている。清水慶斗、そして髙橋亮匡の1年生サウスポー2枚を軸にスタメンの半分が1年生と若いチームで県大会に挑み、河西監督が就任して初めて秋の大会でベスト4まで勝ち上がってきた。「史上最弱」とも呼ばれていた世代だったが、埼玉県の21世紀枠の推薦校に選出された。
甲子園で校歌を歌う、という目標への第一歩となった今回の選出。今後、関東・東京地区の推薦校に残り、21世紀枠の3校まで残れるか。吉報が届くことを信じ続け、”徹底力”をテーマに来春へ向けて練習を重ねる。
(記事=田中 裕毅)