2010年の千葉を盛り上げた大型捕手が現役引退を決める
高校時代の山下斐紹(習志野)
中日を戦力外となっていた山下 斐紹捕手(習志野出身)が現役引退を表明した。2010年のドラフトではソフトバンクから1位指名を受け、楽天、中日の3球団でプレー。計144試合で、通算6本塁打、通算46安打だった。プロでは満足いく成績は残せなかったが、2008年秋〜2010年夏までの千葉の高校野球を盛り上げてくれた選手であった。
センバツにも1度出場し、最終学年の打撃は目覚ましいものがあった。
捕手でありながら、あれほど動けて、飛距離も優れたスラッガーはなかなかいない。グラウンド上でもキャラ立ちしていた。千葉県の高校球児では忘れられない選手の1人だったということは間違いないだろう。第二の人生でも活躍を期待したい。
(記事=河嶋 宗一)