タイガーズJr.でプレーした佐藤輝明(近畿大)は阪神へ!2010年のプロ野球ジュニアチームからは新たに4名がプロ入り!
タイガースJr.でプレーし阪神に1位指名を受けた佐藤輝明(近畿大)
今年のドラフトでは大学生53名が指名を受けた。その中で、彼らが小学6年生だった2010年のプロ野球12球団が運営するジュニアチームのメンバーからは4名がプロ入りを果たし、2010年のジュニアチームからは8名のNPB選手が生まれた。
まず、マリーンズJr.の藤平 尚真(横浜-東北楽天1位)、バッファローズJr.の九鬼 隆平(秀岳館-ソフトバンク3位)、ホークスJr.の浜地 真澄(福岡大大濠-阪神4位)、ドラゴンズJr.の今井 順之助(中京-北海道日本ハム9位)が高卒でプロ入りを果たしプロ4年目を迎える。
そして、今年のドラフでは、ファイターズJr.でプレーした駒沢大の若林 楽人が埼玉西武に4位指名、マリーンズJr.でプレーした慶應大の木澤 尚文がヤクルトに1位指名、スワローズJr.でプレーした中央大の五十幡 亮汰が日本ハムに2位指名、そしてタイガースJr.でプレーした近畿大の佐藤 輝明が阪神に1位指名を受けプロ入りを果たした。
マリーンズJr.からは藤平と木澤の2名がプロ入りを果たし、1位指名を受けた選手が2名生まれた。そして大学No.1スラッガーに成長を遂げ、4球団競合した近畿大の佐藤は小学生のころから慣れ親しんだ阪神でプレーする。
さらに、ライオンズJr.からは星川 あかりが京都外大西高を経て、女子プロ野球の道に進み、現在は愛知ディオーネでプレーしている。
「子供たちが“プロ野球への夢”という目標をより身近に持てるように」というコンセプトのもとで毎年開催されている「NPB 12球団ジュニアトーナメント」。各球団はセレクションを行い、全国各地から未来のプロ野球選手となる逸材が集結している。今年はここから4名の大学生がプロ入りを果たした。これからもジュニアチームからどんな選手が生まれるのか楽しみだ。
・2010年のジュニアチームからプロ入りを果たした選手
ファイターズJr.
若林 楽人(駒大苫小牧-駒沢大-埼玉西武)2020年4位
マリーンズJr.
藤平 尚真(横浜-東北楽天)2016年1位
木澤 尚文(慶應義塾-慶應大-ヤクルト)2020年1位
バッファローズJr.
九鬼 隆平(秀岳館-ソフトバンク)2016年3位
ホークスJr.
浜地 真澄(福岡大大濠-阪神)2016年4位
スワローズJr.
五十幡 亮汰(佐野日大-中央大-日本ハム)2020年2位
ドラゴンズJr.
今井 順之助(中京-北海道日本ハム)2016年9位
タイガースJr.
佐藤 輝明(仁川学院-近畿大-阪神)2020年1位
ライオンズJr.
星川 あかり(京都外大西-レイア-京都フローラ-愛知ディオーネ)
(記事:藤木 拓弥)