明日開幕!明豊vs九州国際大附など初戦から熱戦続く九州大会のポイント!
毛利海大(福岡大大濠)
10月31日より長崎県で開幕する第147回 九州地区高等学校野球大会。各県の1位、2位のみの全16校が九州王者を目指す大会。強豪ばかりが出揃う今大会の顔ぶれをまずは振り返りたい。
<福岡県>
1位:福岡大大濠
2位:九州国際大附
大会初日、2日目で1回戦8試合が終わり、ベスト8までが確定。11月2日に2会場で選抜に大きく関係する準々決勝4試合が一気に行われ、11月4日に準決勝。そして11月5日が決勝戦というスケジュールで進む。
1回戦8試合の中でも注目は九州国際大附と明豊のカードが上がるだろう。大会連覇を目指す明豊と、福岡を代表する九州国際大附の一戦。大会連覇を狙う明豊は県大会5試合で61得点の強力打線。また巨人・太田龍の弟で甲子園交流試合を経験した最速141キロ左腕・太田虎次朗。ジャイアンツカップ優勝経験を持つ京本眞の左右のWエースを擁する布陣となっている。
一方で九州国際大附は7試合12失点という戦績で九州大会まで勝ち上がった。この一戦を制するのはどちらか。
また福岡大大濠と大分商の一戦も見逃せないカードではないだろうか。小学生の時に福岡ソフトバンクホークスジュニアに選出され、中学時代にはボーイズ日本代表を経験したエース・毛利海大。そして捕手である川上 陸斗主将らバッテリーを中心に粘り強い野球で九州大会まで勝ち上がった福岡大大濠。
大分商はエース・川瀬 堅斗らが抜けて経験者が少ない中でチームを作り上げて、三代祥貴らを軸にノーシードからこちらも粘り強く戦って九州大会の切符を掴んだ。実力あるチーム同士による白熱の試合を期待したい。
また沖縄尚学と延岡学園、神村学園と唐津商が初戦から対戦するなど、最初から見逃せない試合が続く九州大会。果たして九州の頂に立つのはどのチームなのか。