10月26日にNPBのドラフト会議が終了し支配下では74人が指名を受けた。

 指名された選手たちの出身地を見ると、1位は兵庫県だった。佐藤 輝明(近大→阪神1位)と平内 龍太(亜細亜大→巨人1位)のドラフト1位の2人をはじめ、中森 俊介明石商→ロッテ2位)、来田 涼斗明石商→オリックス3位)の明石商コンビもそうだ。

 さらには山崎 伊織(東海大→巨人2位)、小深田 大地履正社高→DeNA4位)、村上 頌樹(東洋大→阪神5位)、嘉手苅 浩太(日本航空高石川→ヤクルト6位)と8人が名を連ねる。その他では神奈川県や大阪府、千葉県、愛知県などからは多くの選手が指名された。

 そして北海道出身者も5人が指名を受けた。伊藤 大海(苫小牧駒沢大→日本ハム1位)、根本 悠楓苫小牧中央高→日本ハム5位)、今川 優馬(JFE東日本→日本ハム6位)と日本ハムが3人を指名。そして河村 説人(星槎道都大→ロッテ4位)と若林 楽人(駒沢大→西武4位)もそれぞれ指名を受けている。

 このなかで伊藤と若林は田中 将大(現ヤンキース)の母校である駒大苫小牧高の出身。同校OBでドラフト指名を受けたのは、大累 進(駒大苫小牧高→道都大→2012年巨人2位)以来、8年ぶりとなった。

 ちなみに伊藤と若林は同じ大卒ではあるが、年齢は伊藤のほうが1つ上。そのため伊藤は2年春に甲子園出場を果たしているが、若林は未出場となっている。伊藤はその大会で2年生ながら初戦に先発。創成館高相手に完封勝利を収めている。2回戦の履正社高戦では中継ぎとして6.1回を投げ5失点(自責2)でサヨナラ負けを喫した。

 今川は東海大四高(現東海大札幌高)の出身で3年夏に甲子園出場を果たしている。当時は背番号「16」で控えだったが、2回戦の山形中央高戦に代打で出場。これからチームメートとなる石川 直也から安打を放っている。

 河村は白樺学園高出身で3年夏の甲子園に出場し、1試合の登板で5回3失点の内容だった。また、同校OBから初のドラフト指名を受けた選手になっている。

 北海道出身の選手たちがNPBの舞台でも活躍することに期待したい。

<2020年ドラフト会議で指名を受けた北海道出身の選手>

伊藤 大海駒大苫小牧高→駒大→苫小牧駒沢大→日本ハム1位)
若林 楽人駒大苫小牧高→駒沢大→西武4位)
河村 説人白樺学園高→星槎道都大→ロッテ4位)
根本 悠楓苫小牧中央高→日本ハム5位)
今川 優馬東海大四高→東海大北海道→JFE東日本→日本ハム6位)

(記事:勝田 聡)