甲子園二度経験の近江の4本柱の一角・金城 登耶(BC滋賀)が20歳で現役引退
金城 登耶(BC滋賀)
コロナの関係で、今年は11月までプロ野球の公式戦があるが、本来、この時期というのは公式戦が終わっている。BCリーグでは公式戦を終えたチームもあり、任意引退を表明した選手も多い。その1人が滋賀オセアンブラックスの金城 登耶(近江出身)だ。
2018年、1学年下の林優樹(西濃運輸)とともに2度の甲子園に出場した左腕。小気味良いフォームから繰り出す140キロ前後の速球で翻弄する左腕だった。
昨年から独立リーグ・滋賀でプレーし、今季は19試合に登板し、0勝9敗、防御率5.84に終わった。それでも最速145キロまでに達し、成長を実感していた。自身のSNSで「14年間の野球人生にピリオドを打ちました」とコメントした金城。
甲子園で見せたキレの良い直球は忘れられない。次のステージでの活躍も期待したい。