News

背番号10の142キロ右腕・松田隆之介が2安打無失点、11奪三振の快投!仙台育英がコールド勝ちで準々決勝へ

2020.10.14

背番号10の142キロ右腕・松田隆之介が2安打無失点、11奪三振の快投!仙台育英がコールド勝ちで準々決勝へ | 高校野球ドットコム
2安打無失点、11奪三振の快投を見せた松田隆之介(仙台育英)

 14日から開幕した秋季東北大会は、[stadium]石巻市民球場[/stadium]の第3試合で仙台育英湯沢翔北が対戦。試合は仙台育英が終盤の集中打で8回コールド勝ちを収めた。

 序盤はチャンスを作りながらも得点を奪えなかった仙台育英。だが、4回に二死三塁から6番・八巻真也のタイムリーで先制点を挙げると、7回には相手守備の乱れや8番・松田隆之介の犠牲フライで2点を追加する。

 投げては先発右腕・松田隆之介が、隙の無い投球で湯沢翔北打線を完全に封じ込める。4回までは無安打投球を見せて、その後危なげない投球で7イニングを2安打無失点、11奪三振とほぼ完璧な投球を見せた。
 最終的に試合は、仙台育英が8回に4点を奪ってそのまま8回コールドで仙台育英が勝利。準々決勝に駒を進めた。

 試合後、須江航監督は開口一番に「松田がナイスピッチングでした」と語り、好投の右腕を労った。大会に臨むにあたり、須江監督は投手陣のローテーションを組んで起用の大枠を作ったことを明かしたが、この日の松田は思い描いた通りの投球を見せたという。

 「ほぼ一人で投げてくれて本当に有り難いです。ブルペンでは万全ではないようでしたが、試合の中で上手く修正してくれました」

 これで仙台育英は、17日の準々決勝では羽黒と対戦することが決まった。羽黒盛岡大附を10対7で下しており、須江監督も「打線の状態が良いのかなと思います」と警戒を口にする。次戦ではどんな戦いを見せるのか注目だ。

◇10月14日の試合


■試合日程・応援メッセージ

第73回 秋季東北地区高等学校野球大会

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.03.28

大阪桐蔭、大会NO.1右腕に封じ込まれ、準々決勝敗退!2失策が失点に響く

2024.03.28

【センバツ準々決勝】4強決定!星稜が春初、健大高崎は12年ぶり、中央学院は春夏通じて初、報徳学園は2年連続

2024.03.28

中央学院が春夏通じて初4強入り、青森山田の木製バットコンビ猛打賞も届かず

2024.03.28

星稜・戸田が2安打無四球完封で初4強、阿南光・吉岡はリリーフ好投も無念

2024.03.28

健大高崎が「機動破壊」以来、12年ぶり4強、山梨学院は連覇の夢ならず

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード

2024.03.24

【神奈川】桐光学園、慶應義塾、横浜、東海大相模らが初戦白星<春季県大会地区予選の結果>

2024.03.23

【東京】日本学園、堀越などが都大会に進出<春季都大会1次予選>

2024.03.27

報徳学園が投打で常総学院に圧倒し、出場3大会連続の8強入り

2024.03.25

異例の「社会人野球→大学野球」を選んだ富士大の強打者・高山遼太郎 教員志望も「野球をやっているうちはプロを狙う!」父は広島スカウト

2024.03.08

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.03.17

【東京】帝京はコールド発進 東亜学園も44得点の快勝<春季都大会1次予選>

2024.03.11

立教大が卒業生の進路を発表!智弁和歌山出身のエースは三菱重工Eastへ、明石商出身のスラッガーは証券マンに!

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード

2024.03.01

今年も強力な新人が続々入社!【社会人野球部新人一覧】