現役引退を表明された石原慶幸(県立岐阜商出身)と五十嵐亮太(敬愛学園出身)ら1979年世代の現在
石原 慶幸選手(広島東洋カープ)
12日、広島東洋カープでプレーしてきた石原慶幸(県立岐阜商出身)の現役引退が報じられた。プロ19年目のベテラン捕手としてチームを支えつつ、メジャーで活躍している前田健太(PL学園出身)など若手投手も育ててきた。
2016年にはゴールデングラブ、ベストナインの両方も受賞した球界屈指の捕手は1979年世代。この世代には石原より一足先に現役引退を発表した五十嵐亮太(敬愛学園出身)も含まれている。
同時に2人が引退することとなったが、2020年シーズンをともに戦っている同期は、2人を除くと下記の選手がいる。
能見篤史(鳥取城北出身)
28試合登板 1勝0敗3ホールド 防御率5.31
石川雅規(秋田商出身)
11試合登板 1勝6敗 防御率4.55
中継ぎを中心に奮闘する能見はここまで28試合に登板。2012年に最多奪三振のタイトルを獲得し、2013年のWBCの日本代表にも選出されたサウスポーは現在も奮闘している。
今シーズンの開幕投手を務めた石川は9月30日の試合で初勝利を掴み、これで19年連続で1軍で勝利を掴むことが出来た。巧みな投球術で残りの登板機会でどれだけ白星を掴めるか。
そして西武、ソフトバンク、楽天と渡り歩き、2019年シーズンより千葉ロッテへ移籍した細川は1軍出場がない。石原と同じく捕手という重要なポジションを担い続け、ゴールデングラブとベストナインを2回ずつ受賞した経験を持つ。現在は優勝争いをしているチームだが、出番はあるのか。
石原、五十嵐が揃って引退する1979年世代たちの奮闘をしっかりと目に焼き付けておきたい。