好投手・安楽から本塁打を放った和田恋(現楽天)など 2013年の高知ナインのその後
高校時代の和田恋
甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は、2013年の選抜で4強入りを果たした高知ナインのその後を紹介する。
投手 酒井 祐弥 2年(中京大)
捕手 前田 隆靖 3年(国際武道大-高知FD-松山フェニックス)
捕手 川上 翔大 2年(京都産業大)
内野手 土居 弘洋 2年(関西大)
内野手 市川 豪 3年(亜細亜大)
内野手 和田 恋 3年(読売-東北楽天)2013年2位
内野手 川上 雄大 2年(近畿大-パナソニック)
外野手 股川 涼有 3年(名古屋産業大)
外野手 上田 隼也 2年(亜細亜大-パナソニック)
外野手 杉本 大紀 3年(関西学院大)
この中では4番を務めた和田 恋がプロ入りを果たす。準決勝では大会屈指の好右腕・安楽智大から本塁打を放った。2013年に読売に2位指名を受け入団。2018年にプロ初安打を記録した。2019年には東北楽天に移籍し、キャリアハイの31試合に出場。今季は開幕二軍スタートも10月6日の日本ハム戦に今季初打点を記録した。
正捕手を務めた前田 隆靖は国際武道大に進学するも中退し、2016年7月から高知ファイティングドッグスへ練習生として入団し2018年までプレーした。高知退団後は愛媛に拠点を置く松山フェニックスに進んだ。
当時2年生で内野手の川上 雄大と同じく2年で外野手の上田 隼也は大学進学後、ともにパナソニックへ進み現在もプレーする。
東北楽天の和田 恋を筆頭に4選手が現役で高知2013年の高知ナイン。またこの2013年の全国4強が近年の高知の最高成績となっている。今年の秋季大会では県4強入りを決めており、10日に決勝進出をかけ土佐塾と対戦する。今年の高知の躍進にも大いに期待したい。
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