秋季東京大会は有観客で実施決定　東京都高野連発表

昨秋の決勝戦の様子（国士舘vs帝京）

　東京都高等学校野球連盟(東京都高野連)は６日、秋季東京都高校野球大会の本大会(17日開幕)から有観客で実施すると発表した。

　この日、連盟HPで67ページにわたる新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン(有観客試合)を掲載。冒頭で東京都高野連の堀内正会長は、「先日、加盟校皆様のご理解をもちまして、2020 年夏季東西東京都高等学校野球大会を無事に終了することができました。コロナ禍の中、高校三年生の集大成の大会が開催できたことは、一重に皆様方のおかげであると感謝申し上げます。選手たちの白球に情熱をかける全力プレーは、コロナ禍で先行きの不透明な社会生活に一筋の光を射し込む素晴らしいものでありました。高校生の熱き思いに感動を覚える大会であり、この国難ともいえる新型コロナウイルス感染症と共存していく一つの在り方を示すものであったと実感いたしております。東京の高校野球もこの経験を糧に新たなステージにチャレンジしてまいります。本大会においては、人数制限は設定させていただきますが、有料観客試合にて大会を開催いたします。感染症の対策には、十分気を付けながら来場されるすべての方々に「安全と安心」な大会運営を目指します。先にも申しました通り、『コロナとの共存』ということを念頭に高校生の輝ける活躍の場を提供し、皆様に愛される高校野球の実現に邁進していく所存であります。(中略)　 今秋季大会は、高野連にとっても新たなステージへのチャレンジです。コロナと共存する生活様式は不自由で制約も多きものですが、もう少しの辛抱と信じてこの状況を皆様方と乗り越えていきたいと切に願います。」と挨拶した。

　ガイドラインでは観客の上限を5000人に設定し、各球場収容上限数に応じて減る場合もあるとした。新型コロナウイルスの感染状況が安定して行政機関より増員許可が出た場合はこの設定が緩和される可能性もある。

　観客には緊急時の連絡先としてメールアドレスの提供(連盟HPから登録)をお願いし、座席番号の記録、一度座った座席からの遠慮などを求める。球場内での飲酒も禁止される。学校関係者と観客の座席を分けることにより、感染リスクを最小限に抑えたい考えだ。詳しくは連盟HPのガイドラインを参照。熟読した上での観戦を呼びかけている。

　10地区の秋季大会では東北大会、四国大会と東京大会が有観客で実施の方向で、残る７地区は現時点で無観客での実施される予定。これを機に各地でも有観客という声が一部にはあるが、各地区それぞれの実情を考慮しながら地区ごとに運営されているため、東京のような踏み込んだ有観客ガイドライン作成に踏み込めない地区もあり、有観客が来年以降になる地区があっても致し方ない状況だ。

◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第1ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第2ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第3ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第4ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第5ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第6ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第7ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第8ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第9ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第10ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第11ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第12ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第13ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第14ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第15ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第16ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第17ブロック
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◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第21ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第22ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第23ブロック
◆2020年度秋季東京都高等学校野球大会 一次予選 第24ブロック