期待せずにはいられない!4回3失点するも中日・清水達也(花咲徳栄出身)に期待をするわけ
清水達也
8月にスカパーファームMVP賞を受賞するなど、2軍で安定した成績を残していた中日の清水達也(花咲徳栄出身)。9月18日の阪神タイガース戦で今シーズン初の1軍登板を果たすと、2日の横浜DeNA戦で先発マウンドに上がった。
試合を見ていくと初回に失点をするなど4回投げて3失点。ホームランも一本許すなど苦しい投球内容に終わってしまった。ただ詳しく見ていくと、奪った三振は5つで、許したヒットはホームランを含めてわずか2本のみ。与四死球が3つとリズムが作れなかったが、1軍の打者相手にある程度通じることも感じたのではないだろうか。
以前、甲子園の時の投球フォームと比較をして変化し た点を取り上げてきたが、花咲徳栄時代と変わらないのは角度を付けた力強いボールを今回は伝えていきたい。
持ち球の1つでもある鋭く変化するフォークをはじめ、落差のある変化球を駆使する清水。そのボールたちも活かせる投球フォームであり、しっかり上から叩けている分、ストレートにも角度があるだけではなく切れもある。これがあるから変化球もより際立ち、清水の活躍を支えているのではないかと考える。
2日の試合では制球を乱してしまったが、やはり高いポテンシャルはあることを感じることが出来た。次回の登板までに修正し、今度は白星を掴み取ってほしい。